そこにいるだけでいい

ゆったりシンプルライフを送っています。ハリネズミとワンコも一緒です。

実話が原作のドラマ「下剋上受験」。笑えた第1話レビューです。

楽しみにしていた「下剋上受験」TBS系 金曜日午後10:00~10:54(初回11:09)が始まりました。

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阿部サダヲさんと深キョンが夫婦役というだけで、もうおかしそうです。

このお話の原作は桜井信一さん著「下剋上受験」という本です。そうです。実話が元になっているのです。実際に目指した中学は

 私立女子中学の最高峰桜蔭中学校です。本当にあった話と聞くと、ぐっと興味が深まります。

桜井信一(阿部サダヲさん)は中卒で不動産会社で営業をしています。仕事をしていく中で自分が中卒のため不利だということを薄々感じています。妻の香夏子(深田恭子さん)も中卒です。明るく楽天家でまったく教育熱心ではありません。一人娘の佳織(山田美紅羽ちゃん)は明るく素直な普通の小学5年生です。

ある日佳織が無料で受けた全日本統一小学生テストの結果が送られてきます。順位は後ろから数えた方が早く、偏差値は41です。

 

人生は途中からじゃ変えられねえってことだよ。絶対無理なんだよ。変えられないんだ。「しまった。」って思っても途中からじゃ無理なんだよ。

中学卒業して仕事始めた時、「男は頑張ればなんでもできる。」って親父に言われた。俺自身もそう思った。「学歴なんて関係ねぇ。早く社会に出ていろんなこと経験した方がいいんだ。」って。「みんなが学校でつまんない授業受けてる間に俺は自分の力で金を稼いだ。みんなより早く大人になった。」って。そう思ってた。

でも違ったんだよ。見えない天井があるんだよ。頑張って、頑張って階段上がってもそこから上に行けないんだ。そこから上にもっと素敵な人生があるってわかってるのにさ。それ見えてんのにさ、そこには行けないんだよ。

そして俺がその見えない天井の下でみんながどんどん追い越して行くんだ。中略

どこか別の入り口があるんだよ。それは人生のもっと早い時期に選ばなきゃいけないんだ。俺はそれ、通り過ぎちまったんだ。

今さら後にはもどれねえんだよ。でも佳織はまだ間に合う。今から頑張ればまだ間に合うから。

 信一は中卒ですが、実はとっても頭が良い人なのだと思います。自分でいろいろ調べて上のような結論に達したのです。

この問題には賛否両論あると思います。ネットの世界では学歴は関係ありません。大成功した人で大学を出ていない人もたくさんいます。なので、学歴の話になるとネット上でよく炎上するのでしょう。

愛子はアラフィフです。愛子が育った時代は「勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職しろ。」という世の中でした。でもその後バブルがあり、バブルがはじけ、就職氷河期があり、学歴があっても就職できなかったり、昇進できない時代がやってきました。その頃から、学歴より実力を重視するようにはなってきました。就職活動する時に学校名を聞かない会社も出てきました。一方、いまだに学校限定の説明会をしている会社があるのも事実です。

今学歴がまったく役に立たないかというと、やはり必ずしもそうではありません。「学歴はあって得をすることはあっても、損することはない。」と愛子は思います。やはり力があるのなら、勉強はしておいた方がいいと思うのです。愛子がバカで勉強しなかったので、なおさらそう思います。

佳織役の山田美紅羽ちゃんは自然な演技で嫌味がなく、とってもかわいらしい。深キョンは最初なんだかセレブの香りがしましたが、だんだん団地妻っぽく見えてきました。

阿部サダヲさんは、もはや桜井信一にしかみえません。佳織のお父さんにしか見えません。

とてもいい味を出しているのは信一の父親桜井一夫役の小林薫さん。一夫も中卒の大工です。小林さんの演技がおかしくて、息子のヒデ君(11歳)と大笑いしてしまいました。

脚本は両沢和幸さん。

主題歌は斎藤和義さんの「遺伝」です。

偏差値41の佳織は、偏差値72の桜葉学園に合格することはできるのでしょうか。中卒の信一が子供を塾へも行かさず、家庭教師もつけず、どのように勉強を教えていったのか、興味津々です。

見逃した方はTverで見ることができます。