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ゆったりシンプルライフを送っています。

家を買った方がいいのか、賃貸がいいのか徹底比較。

前回、前々回で「家を買ってよかったこと・よくなかったこと」を考えました。結局、家を買った方がいいのでしょうか。それとも賃貸の方がいいのでしょうか。

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今日はまとめながら徹底比較してみたいと思います。(ここでは家とは一軒家で考えますが、マンションの場合も共通することがたくさんあると思います。)     

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 人が生きていくためには、住む場所が必要です。必要ないのは、ムーミンに出てくるスナフキンのようなさすらい人ぐらいだと思います(笑)

 

住む場所は一生必要なものです。ローンや家賃の支払いがなく、住む場所がある人はラッキーだと思います。

ただ、ラッキーと喜んでばかりいられない問題も出てきています。

家は朽ちていきます。いつかは建てなおさなければなりません。

そして人の状態は変化していきます。仕事場が遠方になって引っ越すかもしれません。老人ホームに入るかもしれません。

近年は空き家が増えています。住む人がいなくなった家でも固定資産税はかかります。時々風を通したり掃除をしたりしないと、ゴキブリ・シロアリ・ネズミなどが住み込みます。そして家はカビがはえ朽ちていきます。庭は荒れ放題になります。

手入れされていない空き家は、近所迷惑になります。

愛子は13年前に家を買いました。家を買ってよかったことも後悔したこともあります。


家を買ってよかったこと・後悔したことの話はコチラです。↓

wakakusa.sokoniirudakedeii.com

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そういうことも含めて家を買った方がいいのか、賃貸の方がいいのか考えたいと思います。


家を買うか、一生賃貸か徹底比較

1.ローンと家賃
この問題は愛子もずいぶんと考えました。以前賃貸に住んでいたころは、毎年100万円以上を支払っていることが、お金をドブに捨てているように思えてもったいないと思っていました。

家を買った場合、家賃と同じ額のローンを支払っていても、いずれ家が自分の資産になると思うともったいないとは思いません。

でも利息には十分な注意が必要です。毎月の支払いは、賃貸の家賃の額と同じに思えても計算するとローンを払い終わるまでに、借りた額より何千万も多く払っていることもあります。利息を払っているからです。

銀行は、それを住宅ローンを利用する人にわかりにくいようにしているように思えます。

買った家が総支払額の価値があるか考えてみる必要があります。

結局、一生賃貸の方が安くすむ場合もあります。

ただし万が一夫がなくなった場合はどうでしょうか。、愛子の家の場合は夫が主たる生計者です。団体信用生命保険でその後のローンの支払いが免除されます。愛子に収入がなくても、住むところは保証されます。

賃貸の場合は、愛子が働いて家賃を払わなければなりません。

 

2.駐車場代はどうするのか
車を持っている場合は、駐車場代を考える必要もあります。持ち家で車をとめるスペースがあれば駐車場代はかかりません。
賃貸で駐車場がない場合は、別途駐車場代がかかります。

 

3.管理する人
家を買うということは、その家の管理を自分でするということです。家の手入れや修理、建てかえは自分でしなければなりません。家の内部でもガス給湯器やクーラーなども壊れたら、直したり買ったりするのは自分です。

賃貸ならば、これらは故意な過失がないかぎり大家さんがやってくれます。


4.安定を望むか、身軽さを望むか
家を買うということはすっとそこに住むということが前提です。そこが大好きであるとか、その地に骨をうずめる覚悟があるのなら買っていいと思います。

賃貸は、転勤や転職、子どもが通う学校によって身軽に引っ越すことができます。子どもが増えたら広い所へ引っ越す、子どもが巣立ったら狭い所へ引っ越すなど、状況によって住居を自由に簡単に変えることができます。


5.天災があった時
万が一天災で家が倒壊してしまったらどうでしょうか。

持ち家の場合は、自分で片づけて建てなおさなければなりません。家を建てなおすには何千万円もかかりますから、地震保険に入っておく必要があり、保険代もかかります。

賃貸の場合は、すぐに引っ越して他の場所でまた借りて住むことができます。いつでも引っ越すことができる、敷金礼金などを含む引っ越し費用を持っていることが必要です。

 

6.家にこだわりがあるかどうか
持ち家の場合は、見た目や間取りを自分の好みにすることができます。耐震対策をしっかりすることもできます。

賃貸の場合でも、好みがぴったりの素敵な物件に巡り合えることもあります。でも自分好みに、勝手にリフォームしたりすることはできません。耐震対策もどの程度行われているかわかりません。

一般的に賃貸用に作られた物件は、お金をかけずに作られていることが多いと思います。


7.老後はどうするのか
老後のことは誰にもわかりません。

仮に健康で自活できる場合を考えます。収入は年金だけと仮定します。

持ち家でローンの支払いが終わっている場合は、住居費はほとんどかからず生きていくことができます。

施設に入るためにはまとまったお金が必要です。家を売却して施設の費用を捻出することも多いと思います。

賃貸の場合は、少ない年金の中から家賃を払わなければなりません。おそらく年金だけでは足りません。収入のあるうちに、老後の家賃を蓄えておく必要があります。

 


まとめ

一概にどちらがいいとは言えません。その人の生活スタイルや生き方によっても違ってきます。

愛子が家を買う時に最も注意したのは、「いざという時には売ることができる家を買う」ということでした。

100年先はわかりませんが、少なくても子どもの代ぐらいまでは売ることができるところに家を買いました。家を買って一番怖いのは誰も住む人がいなくなった時に、貸すことも売ることもできなくなってしまうことです。税金や管理する費用、家を解体する場合は何百万円という解体費用などお金ばかりがかかってしまいます。


ローンの支払いは、厳しいです。家計に合わせて住むところも変えれば、生活も楽になると思います。でもお金のことだけを考えて妥協して、ずっと「本当はこんなところに住みたくないのに。」と思いながら一生を過ごすことは愛子にとっては辛いことでした。とりわけ家に憧れを持っていた愛子は、やはり自分のお気に入りの家で暮らしたいと思います。愛子は一日中ほとんど家にいるのでなおさらです。

 

土地や家の価格の高さは、他のものと比較するとあまりにも高すぎます。

一生家のためにお金で苦労するのなら、スッパリ安い賃貸にして、できる範囲で自分好みにして暮らす。そんな生き方も気楽で自由でいいなぁと最近は思うようになりました。

それは、震災の影響もあったかもしれません。震災は人の物に対するの価値観をくつがえしました。

たくさん物を捨てることは、物に対する価値観を変える力を持っています。物を捨て始めて1年、だいぶ物に対する考えが変わりました。物を必要以上に買わなくなりました。買う時はよく考えて本当にお気に入りの物だけを買うようになりました。

捨てる技術を学ぶこともできます。物を捨てることは、生き方までも考えさせてくれるものでした。ちょっと話がそれました。

結局、家を買うべきか、ずっと賃貸でいくべきか。それは永遠の課題です。愛子は家を買ったことを失敗とは思っていません。少なくてもこの13年はこの家に住んで幸せでした。でもこの先、ずっとこの家に住むかどうかはわかりません。もしかしたら、明日にでも家を売って賃貸に引っ越すかもしれません。

たくさん物を捨てることを通して、家に対する執着心がなくなりました。

でも・・・せっかく子どもに手がかからなくなってきた今、ガーデニングしたいんですよね。

 

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