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映画「昼顔」であの衝撃をもう1度!?感想。

北野先生と紗和ちゃんの行く末が気になって、映画「昼顔」を観てきました。

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 「昼顔~平日午後3時の恋人たち」はフジテレビ系でドラマとして2014年に放映されました。

北野(斎藤工さん)と紗和(上戸彩さん)のダブル不倫のお話でした。「昼顔妻」という言葉が流行り、上戸彩さんが大人っぽい役をつとめると話題になりました。ドラマでは、アンハッピーエンドでした。北野と紗和はお別れし、紗和は夫とも離婚しました。今回の映画はその続編で、あれから3年後という設定になっています。

ドラマはFOD(フジテレビオンデマンド)で全話観ることができます。

 

テレビで予告を繰り返し流していました。走るバスから北野を見つけ窓を開けて

「北野先生!」

と、叫ぶ紗和。その声に気がつき走ってバスを追いかける北野。「このあとすぐに会えたのかな。」と思っていたら、これがなかなか会えないのです。もどかしさで、おしりがムズムズします。

 

上戸彩さんはオスカープロモーションが主催する1997年「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞しました。

その後ドラマ「3年B組金八先生」第6シリーズで性同一性障害の少女役を演じ、高い評価を得ました。愛子も金八先生で上戸彩ちゃんのファンになりました。

 

その日、愛子は最悪でした。息子のヒデ君(11歳)が朝から機嫌が悪く泣きながら学校へ行き、娘のはなちゃん(18歳)は割れた鏡で出かける直前に足を怪我しました。朝からバタバタでした。そして愛子は学校関係の作り物を失敗しました。フガー!

こんな日もある。「そうだ!気分転換に久しぶりに映画を観に行こう!」もともと映画は好きなので、時々ひとりでも観に行きます。

 

映画はいいですよね。約2時間、その世界に没頭することができます。電話もかかってこないし、ピンポーンって途中でやって来る人もいない。スマホの電源も切ってしまいますし、うっとおしい老眼鏡も必要ない。w

気になっていた「昼顔」を観ることにしました。お客さんは95%女性でした。レディースデイだったせいもあるかもしれません。冷房対策の靴下や上着、日よけ手袋の装着もばっちり、涙を拭くタオルも準備万端です。

 

紗和ちゃんはドラマの時と同じく、相変わらず自転車に乗っています。そして一所懸命に自転車をこぎます。最初ドラマでママチャリに乗る上戸彩ちゃんをみた時、ものすごく違和感がありました。あの上戸彩がママチャリ?それがドラマが終わるころには、「紗和=ママチャリ」っていうぐらいしっくりなじんでいました。少しブカブカの「ボーイフレンド」のジーンズとコンバースの白いスニーカーも健在。3年たっても紗和ちゃんは、紗和ちゃんでした。

 

挿入歌LOVE PSYCHEDELICOの「Place Of Love」は映画バージョンもあったのでしょうか。一瞬にして昼顔ワールドに連れて行ってくれます。

 

映画で新しく登場するのは杉崎尚人役の平山浩行さんです。ぐいぐい紗和に近づきます。ドキドキします。フツーの主婦は日常でこんな経験もうしませんからね。ドラマや映画の中で楽しみます。

 

「不倫は文化」と言った方がいましたが、「不倫」は「不貞」なのかはたまた「純愛」なのか。視点を変えることで「正義」になったり「悪」になったり。「不倫」はいけないこととわかっていても、ドラマ「昼顔」のファンだった人なら北野と紗和の行方を応援してしまうはず。

 

ネタバレになってしまいますが、よかったのはお互いに決して触れ合わないシーン。触れ合ったら約束を破ったことになってしまうから。 でも会いたい。

 

R指定になるかもと言われた問題のシーンは、美しくあっさりと。(笑)

 

海やミルキーウェイの星空、蛍のさわなど、自然の風景が出てきます。映画なのですから大きいスクリーンを想定して、どうせならこういう景色をもっとたくさん、もっと美しく、もっと大胆にみせてほしかった。

 

そして気になる恋の行方。途中で終わりにしておけばよかったものを、どうしてそうしてしまったのか。

泣く気まんまんで用意したタオルは少しも濡れることなく、不満ばかりが残ってしまいました。朝のイライラが解消されるどころか、さらにくすぶってしまった愛子なのでした。

 

これなら、テレビの特番で充分だったんじゃね?

 

あ、でも上戸彩ちゃんはかわいかったですよ。それからドラマに出ていた吉瀬美智子さんと北村一輝さんが、どこかでちらっとでも出演していたらおもしろかったのにな、と思いました。