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ドラマ「カルテット」第5話は小悪魔吉岡里帆の回!?感想です。

ドラマ「カルテット」(TBS系 火曜夜10時)は視聴率にはあまり反映されないようですが、地道に人気です。脚本の坂元裕二さんのファンも増えています。

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娘のはなちゃん(18歳)に「高校生の間で、この冬の人気のドラマは何?」と聞いてみたら「カルテット」と「奪い、愛」だそうです。

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カルテット第1話は真紀(松たか子さん)の回、第2話は別所(松田龍平さん)の回、第3話はすずめちゃん(満島ひかりさん)の回、第4話は家森(高橋一生さん)の回でした。第5話はいったい誰のお話なのかワクワクしていました。第一幕の終わりの回でもありました。

 

第5話で一番光り輝いていたのは、有朱(アリス)ちゃん役の吉岡里帆さんではないでしょうか。吉岡さんの迫真の演技、もう怖いぐらいでした。

有朱は元地下アイドルで今は軽井沢のノクターンという真紀達が演奏するレストランで働いています。

ある日、有朱は地下アイドル時代の衣装を持って、真紀たちが生活している別荘を訪れます。真っ赤なスカートを見ながら、真紀、有朱、すずめで和やかな時を過ごしているのかと思いきや、すずめがクビになったスパイに今度は有朱がなっていたのです。有朱は矢継ぎ早に真紀に質問をします。有朱の言うことは、いちいち的を射ています。まっすぐで遠慮がない。そして真紀がたびたび言っていたように目が笑っていません。真紀が夫を殺したのではないかと責め立てます。

「大好き大好き大好き大好き大好き、殺したい。」

怖いです。学生時代、有朱のいたクラスは学級崩壊し、あだ名は淀君だったという。(淀君(よどぎみ)とは、悪女・淫婦を揶揄して言うようです。)

目が笑わない演技。これが吉岡里帆の武器かもしれません。

 

愛子が吉岡さんを初めて見たのは「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系 2016年4月 脚本宮藤官九郎さん)だと思っていました。松坂桃李さん演じる山路一豊が勤める小学校に教育実習生として来たのが佐倉悦子という吉岡さんが演じた役でした。なんだかセリフが棒読みな感じなのですが、忘れられない演技でした。その時の役は、真面目だが彼氏がいるにもかかわらず山路をふりまわしたり、ゆとり世代もたじたじな不思議ちゃん小悪魔的な役でした。それがあの棒読み調にやけにぴったり合っていました。新しいタイプの女優さんです。

「ゆとりですがなにか」が吉岡さんを初めて見たドラマだと思っていましたが、調べていると同年2月からNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公のあさ(波瑠さん)の親友の真面目な少女田村宜を演じていたそうです。うーん、ちょっと結びつかない。

その次の「レディ・ダ・ビンチの診断」(2016年)では吉田羊さん演じる橘志帆に振り回される研修医田丸綾香役を演じました。相変わらずセリフは棒読み調でした。とんとん拍子でドラマ出演が続いています。

wakakusa.sokoniirudakedeii.com

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飛ぶ鳥を落とす勢いのある若手女優さんです。今回「カルテット」でも松たか子さん・満島ひかりさんという大物女優を目の前に堂々たる演技をしました。圧巻です。

お話はいろいろあって・・・、最後に真紀の夫巻幹生が「宮藤官九郎さん」だとわかったところで終わりました。ビックリです。第6話も楽しみです。

見逃した方は、Tver 、TBSオンデマンドで見ることができます。