「校閲ガール」終わってしまいましたね。今クールは面白いドラマが多かったので終わってしまうと寂しいです。
あの河野悦子（石原さとみさん）の底抜けの明るさと派手なファッションを見られないなんて残念です。
第5話のレビュー記事です。↓
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そういえば偶然ですが今週の冒頭の悦子の服装が、先日愛子が描いたイラストの服装にちょっと似ていて勝手にうれしくなってしまいました。まあ流行ってますからね。
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大好きなファッション誌「Lassy」の企画プレゼンをさせてもらえることになった悦子。校閲部で事件がおきます。そのせいでプレゼンがあんなことになってしまうとは、思いがけない展開でした。でもとことん追求する悦子です。校閲の仕事をいい加減にすることはできなかったのですよね。今回は残念でしたが、そういうことってみんな見ていますから。大きな信頼となって、きっとまたチャンスをもらうことができると思います。
事件とはミステリー作家の本郷大作（鹿賀丈史さん）の小説の盗作疑惑です。犯人は自分の同窓生岩崎だとわかった本郷は自分が盗作したことにして岩崎をかばおうとします。「自分があんなところに原稿を持っていくのが悪いのだ。」と。男ですね。岩崎は作家志望でしたが、夢をあきらめてサラリーマンとして家族を支えました。作家として成功した本郷をうらやんで仕組んだことでした。
本郷は作家としては成功していますが、家庭は崩壊してしまいました。そのことを岩崎は知らなかったのです。
悦子は岩崎に「まだ夢の途中じゃないですか。」「あきらめないでください。叶えられなかった方の夢、全力で取り戻してください。」と言います。大作も言います。「まだ夢の途中にいると思うとこの年でもワクワクしてこないか。あの頃のように一緒に夢を見ようじゃないか。」
悦子のボーイフレンドで作家でモデルの幸人（ゆきと）（菅田将暉くん）の念願の本が出来上がりました。「当たり前を支える地味にスゴイ人たち。」と帯に書いてあります。
「当たり前に生活することができる安心を作っている仕事」について書いた記事はコチラです。↓
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幸人役の菅田将暉君。仮面ライダーWのフィリップ役でした。歴代仮面ライダーはやっぱりかっこいいですね。「大切なことはすべて君が教えてくれた」（フジテレビ）では戸田恵梨香さん演じる高校教師に憧れる高校生役を演じていました。ずいぶんかっこいい大人の男になりましたよね。横顔のすっとした鼻筋が美しい。女子高生にも大人気だそうですよ。住友生命のCMの上野一は今どきのすっとぼけた子っぽい感じが面白い。auのCMの「鬼ちゃん」も印象的です。
幸人の本の前書きです。
僕がこの本を書くことになったわけを話そうと思う。
きっかけはある女性との偶然の出会いだった。彼女の職場は出版社の校閲無事。 本になる前の原稿を一字一句日見て文字や表現に間違いがないかを 点検する仕事だ。 目立たず地味な仕事だが間違いのない本を世に送り出すためにかか せない部署である。そんな彼女には長年夢みていた仕事があった。 校閲とはかけ離れたどちらかというと派手で目立つ仕事だ。 世の中には夢を叶えた人もいれば叶えていない人もいる。 目立つ仕事もあれば、目立たない仕事もある。 中には夢を叶えたけどこんなはずじゃなかったと思っている人もいるだろう。 でもたとえどんな気持ちでいようと、どんな仕事をしていようと、目の 前にある仕事に全力で取り組むことが、ともすれば平凡なくり返しな ってしまう毎日を意味のあるかけがえのない毎日に変える方法だと 彼女は身を持って教えてくれた。 いつか彼女の夢が叶うといいなと思う。 その日まで僕はエールを送り続けたい。 夢をかなえていても叶えていなくても今の仕事に誇りを持って世の 中を支えてくれている全ての地味にスゴイ人たちに。
目立つ仕事、目立たない仕事。夢を叶えた人、叶えられなかった人。叶えたけど違った人。いろんな人がいます。でもそう目の前の現実（仕事）から目をそらさずに全力で取り組む。それが生きがいになるということでしょうか。
死ぬまで夢を追い続けて生きていけたら幸せですね。叶えられたらもっと幸せかもしれませんが。
悦子は自分の夢が叶うまで、幸人との関係を今のままにしておくことにします。えー、それでいいの？もったいない。最近は純愛が時代の流れなのでしょうか。でもそれもいじらしくていいか。
がんばれ、えっちゃん。
ドラマが終わったので漫画を読んでみようと思います。
ドラマはHuluで全話観ることができます。
