お椀が次々と割れてしまいました。お椀にも寿命があるのですね。
ずっと欲しかった汁椀を買いました。
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20年前に結婚した時にお祝いでいただいた漆塗りのお椀が割れ、2代目に買った汁椀もヒビが入ったりして次々にダメになってしまいました。何十年もすると電化製品が壊れたりするように食器も割れたりダメになったりするのですね。
次に買うならコレと決めていたお椀がありました。薗部産業の「銘木椀」です。ブロガーさんに人気のコロンとしたかわいいお椀です。
この銘木椀は「北欧食器に合うスープボウルを作ろう」と思って作られたそうです。デザインは蒔苗滋先生。1996年に作られ、同年グッドデザイン賞を受賞しています。
普通のお椀より縦に長く、上の方がちょっとすぼまっているように見えます。両手で持つと手のかたちにすっぽりとはまります。ぷっくりとしていて何とも愛らしい形です。
スープボウルということですが、
お味噌汁はもちろん
シリアルや
サラダを入れても。
銘木椀は種類が6種類あります。欅(ケヤキ)・橅(ブナ)・桜(サクラ)・栗(クリ)・クルミ・楢(ナラ)です。木によって色や木目、硬さや重さが異なります。愛子は一番色が薄い橅(ブナ)を2個選びました。
同じ橅でも木目の出かたはいろいろです。
お店で好きな木や、木目の柄を選ぶのが楽しかったです。
愛子は実はこのお椀を買うのに迷っていたことがありました。このお椀はかわいいのですがウレタン塗装なのです。愛子は漆塗りのお椀がよかったのです。
漆はどうしても色が付いてしまいます。木の自然な色を出しかつ安全性を考えるとウレタン塗装しかありません。ウレタン塗装は熱に強く、耐熱温度は150度もあるそうです。3~5年でウレタン塗装は摩耗してしまうそうですが、長時間水につけたり、強くこすったりしなければより長く使うことができるそうです。この銘木椀は、汚れを簡単に落とすことができますし、水切れもとてもよいです。
電子レンジも食洗機も乾燥機も使えません。でも木の食器には、手間にかえられないぬくもりがあります。このお椀を使っていると「アルプスの少女ハイジ」になった気分になります。少しの手間も愛おしく思えます。
愛子は4人家族なので4個必要です。何の木にするか迷いすぎてとりあえず2個だけ買いました。あとの2個は家族と相談して決めたいと思います。それも楽しみ!
今日も読んでいただきありがとうございます!
参考:薗部産業HP