昨日12/9に俳優の成宮寛貴さんが芸能界引退を宣言しました。
ことは週刊誌フライデーにコカイン使用疑惑の記事が載ったことから始まりました。信頼していた人たちから裏切られたショック、プライベートを暴露されたくない、これ以上関係者に迷惑をかけたくないということです。
成宮寛貴さんといばドラマ「オレンジデイズ」(2004年TBS系列)での相田翔平役が忘れられません。「オレンジデイズ」は北川悦吏子さん脚本の青春ラブストーリーです。
主演は妻夫木聡さんと柴咲コウさん。ヴァイオリニストの萩尾沙絵(柴咲コウさん)は留学先で聴覚を失ってしまいます。日本で普通の大学生となり、結城櫂(妻夫木聡さん)と知り合います。沙絵は閉ざしていた心を、だんだんと開いていくというお話です。
成宮寛貴さん演じる相田翔平は結城櫂の友人で遊び人ですが、実は妹(上野樹里さん)想いの苦労人という役でした。沙絵の親友の真面目な小沢茜(白石美帆さん)を好きになってしまいます。最初は拒否していた茜がだんだんと翔平に魅かれていきます。
ドラマを見ている途中から主人公の恋のゆくえより、翔平と茜の恋のゆくえが気になって気になって、毎週ハラハラしていたのを覚えています。
この時成宮くんの茜を想う気持ち、真面目になっていく感じ、遊び人だったのに本当に好きな人には不器用だったりする雰囲気、すごくよかった。
愛子はこのドラマで成宮くんを好きになりました。そしてついでにだいぶ手話を覚えました。
余談ですが、茜役の白石美帆さんは先日V6の長野博さんとご結婚されましたよね。びっくりしました。
成宮君が「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。」と直筆FAXの中に書いたことに対して北川悦吏子さんが次のようにコメントしたそうです。
12/10のYahoo!ニュースから
成宮は9日、芸能界引退を電撃発表。これを受けて北川氏はツイッターで「えっ! どゆこと?!」「成宮くん、どういうことなのでしょうか? 衝撃が…。何があったの? オレンジデイズ以来のつきあいです。信じられない!」と驚きを隠さなかった。
04年にTBS系で放送された「オレンジデイズ」は成宮の代表作のひとつとなった。北川氏は成宮を起用したことについて「何もない人を、私が書くわけがない!キャスティングするわけがない!唯一無二でしょ?!」「あの人をぜひ書きたい!と、『高校教師』に出てる成宮くんを見て!!オレンジデイズ、ショーヘイくんを、考えました!」との思い入れがあったことを明かした。
北川さんのそれだけの思い入れがあったからこそ、のあの印象的な役が出来上がっていたのですね。納得がいきました。
「怪盗山猫」「相棒」好きの息子のヒデ君(10歳)もとても残念がっています。
先日も「IQ246華麗なる事件簿」(TBS)の第5話のゲストで見事な悪役をこなしていました。
成宮君、無実なら俳優を辞めないで欲しい。セクシャリティーなことを暴露されるって嫌かもしれないけど、たとえ成宮くんがノーマルでもゲイでもバイセクシャルでも私達には何の関係もありません。と、こういうことを言われるのが嫌なのかな。嫌ならもう何も言わないから、心の傷が癒えたら芸能界に戻ってきて欲しいと心から願っています。