そこにいるだけでいい

不登校からの復活。シンプルな暮らし。

「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は心のビタミン剤。第5話のレビューです。

今クールは面白いドラマが多いですね。あなたはどのドラマを見ていますか?

愛子が見ているドラマです。

カインとアベル

逃げるは恥だが役に立つ

地味にスゴイ!校閲ガール

ドクターX外科医・大門未知子

砂の塔

IQ246~華麗なる事件簿

 

期待していなかったけど意外と面白いのが

キャリア・掟破りの警察署長

レディ・ダ・ヴィンチ

Chef~三ツ星の給食

こんなにあると見るだけでも大変。うれしい悲鳴です。なのに「逃げ恥」は2度も3度も見てしまうのでさらに忙しい。

 

今日は中でも最初から面白かった「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日テレ)についてです。

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詳細はブログ「50才からのasagi`s diary」 のasagiさんがすでに書いてくださっています。

asaginodiary.hatenablog.com

asagiさんとはドラマの趣味が合います。asagiさんは今クールは他に何を見ているかな。

原作は宮木あや子さんの「校閲ガール」シリーズ(KADOKAWA)です。

 

石原さとみさん演じる河野悦子。ファッション誌の編集になりたかったのに、名前が河野悦子略してコーエツという理由で校閲部に採用されてしまいます。校閲部とは出版物を校正する暗いイメージの部署です。

河野悦子はとにかくまっすぐで明るいのです。見ているだけでこちらも笑ってしまうくらい明るい。「フフフ。」って笑うだけでもおかしい。これは石原さとみさんだからこそできる役だなぁと思います。

それから愛子のお気に入りは校閲部で悦子の隣の席の、東大卒の真面目な藤岩りおん役の江口のりこさん。この女優さんは味がありますよねー。藤岩は石部金吉みたいな性格なのですが、実はとっても人間味あふれる優しい人。それをうまく表に出すことができません。自由奔放な河野悦子の出現で、だんだんと変わっていくさまがかわいらしい。

江口のりこさんといえば宮部みゆきさん原作のドラマ化の「名もなき毒」(TBS)で主人公杉村三郎(小泉孝太郎さん)の同僚役でものすごい狂気にみちた役を演じていましたよね。今思い出しても怖いです。

校閲ガールの第4話の視聴率は11.2%と、初回からずっと好調です。

11/2の第5話ではファッション誌の仕事で行き詰った後輩の森尾登代子(本田翼さん)がぼやきます。

みんながみんな先輩みたいに夢とかやりたいこととかあるわけじゃないんだよね。好きでもなんでもない仕事している人なんて山ほどいる。っていうかそっちの方が多いんじゃないかな。うん。そもそも楽しい仕事なんて世の中にあるのかなって思ったりするし。まあ、もしそんなのあったとしたらみんなその仕事してるよね。

それに対して河野悦子は言います。

それは違うんじゃない。森尾が楽しめてないのは楽しもうとしてないからでしょ。仕事に限らず人生だって何だってつまんないと思った時点でつまんなくなっちゃうよ。楽しめるかどうかってその人の気持ち次第なんだよ。 

 そして言い過ぎたと、翌日また謝りラインします。

やるだけ無駄なことなんて人生に1個もないと思うんだ。たとえ誰にもほめてもらえなくても、認めてもらえなくてもできる限りのことは全力で全部したって思いたい。

河野悦子は本当はファッション誌の仕事がしたくてたまらないのです。配属された校閲部で最初は仕方なく仕事を始めました。しかし、やり始めたらとことん追求する性格が意外と校閲に生かされるのです。やりたくない仕事をやっているはずなのに河野悦子はキラキラしています。与えられた職場で自分の才能を出し切っているのです。それってすごいことですよね。悦子の生き方には教えられることがたくさんあります。

ところで本田翼さんは好きなんですが、きゃぴきゃぴ高校生役より今回のキャリアウーマンっぽい役のほうがぴったりですね。演技力もだいぶついてきましたよね。

 

これから悦子が校閲部でどんな活躍をするのか、はたまたファッション誌の編集部に移ることができるのか?作家でモデルの折原幸人(菅田将暉君)との恋のゆくえも気になります。

見ると元気になるドラマです。来週も楽しみです!

 

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