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映画「ラ・ラ・ランド」もう1度観たいと思った理由。レビューです。

話題の映画「ララランド」を観てきました。ミュージカルっぽい映画が大好きな愛子はとっても楽しみにしていました。

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観終わってすぐ、もう1回観たいと思ってしまいました。

 

 この映画は、アカデミー賞史上最多の賞をノミネートされて賞を受賞しています。作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン・録音賞・音響効果賞・作曲賞・主題歌賞City of Stars、Auditionと勢ぞろいです。

ゴールデングローブ賞では、歴代最多7部門で受賞です。監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞・作曲賞・主題歌賞。

国際映画祭では主演女優賞を、トロント国際映画祭では観客賞を受賞。本当にたくさんの賞を獲得しているのです。

監督と脚本はデイミアン・チャゼル。ミュージカル映画「セッション」の監督・脚本を手掛けています。高校の時にはジャズドラムをやっていたそうです。ハーバード大学卒という天才です。

テレビでこの映画を紹介していてとっても楽しそうだったのでこれは絶対に観たいと思っていました。

 

まず何と言っても主役のミア(エマ・ストーン)がチャーミングでかわいい!一瞬ブサイク?と思わせる特徴ある目鼻立ちです。チワワみたい。そしてスタイルが抜群にいい。このかわいさにファンになってしまう人急増でしょう。このキュートな感じはジュリア・ロバーツと通じるものがあります。

そしてもうひとりの主役セブ(ライアン・ゴズリング)はイケメンでダンスも歌もうまく、ピアノのが最高にうまい!ジャズの即興とか本当にカッコイイ(もちろん本当の即興ではないと思いますが)。ダンスはやはりフレッド・アステアを思い出させます。

このライアンさん、岡田准一さんに雰囲気が似ていると思いました。でも違う。もっと似てる人がいる。あ、平井堅さんだ!と気がつきました。それからはずっとセブが平井堅さんに見えてちょっとおかしくなってしまいました。

ミアたち女の子の衣装がとってもかわいい。原色ワンピースや露出度はバブルの時代を思い出させます。

ストーリーもダンスも最高によかったです。ストーリーはベタですが、わかりやすい。

この映画は前評判がすごかったですよね。過去の有名な映画のオマージュ場面がたくさんあります。

「雨に唄えば」

「ロシュフォールの恋人たちへ」

「シェルブールの雨傘」

などなど。なつかしいです。

そういうオマージュのことや賞のことを一切聞かないでこの映画を観たかったです。そうしたらもっと純粋に「すごくよかった。」って思うことができたのだろうと思います。

とってもよくできているのですが、愛子の中で「期待」が大きくなりすぎてしまっていたようです。

娘のはなちゃん(18歳)はオマージュしている昔の映画を知りません。そういう若い子には「すごくよかった。」と評判がとてもいいようです。新鮮な映画に映るようです。

愛子は1回目はストーリーを追うことに神経を集中させて観てしまったので、ダンスを楽しむことができませんでした。ぜひもう1回映画を観てダンスをよく鑑賞したいです。これは年末にやるジャニーズカウントダウンのDVDを何回も何回も観てしまうのと同じ感覚です。でもお金を払ってまでもう1回観たいと思わせる「ララランド」はやはり人を惹きつける何かがあるのでしょう。すごいです。

「良かった良かった。」と言って真似して踊ってるはなちゃんはもう観なくていいそうです。愛子とはなちゃんでは、感じるところが違うのですね。

でも別々の感情ながら、二人ともとても楽しむことができました。

「夢をあきらめないで・・・。」いろいろと考えさせられることもある映画でした。

オマージュがあるから、ここまでの人気映画になったのでしょうか?オマージュがなく完全オリジナルでも充分いけたのではないかと思います。

ダンスのシーンはもっとあってもいいかなぁ、もっと観たいと贅沢なことを思ったのでした。