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HOPE 期待ゼロの新入社員 ドラマ 最終回を終えて 感想

今クールのドラマで、まったく期待していなかったHOPE(フジテレビ系列日曜)がとっても面白かった。

 

OLだったアラフィフ愛子にとっては「あるある」の連続でした。

 

現実の会社で似たようなことはありますが、あれはドラマなのでいろいろな話がギュッと凝縮されています。あんなに次から次へといろいろ起きるわけではありません。

 

でもまだ社会で働いたことのない人にとっては、リアルすぎて会社という所が怖くなってしまったようです。

 

「こんな怖い所なら会社なんて入りたくない。」と娘のはなちゃん(17歳)は言います。

 

また「現実社会がそんなに厳しいのなら、せめてドラマぐらいは夢を見させて欲しい。」とも言っていました。なので女子高生にはそれほど人気のドラマではなかったようです。

 

あらあら、でも会社って楽しいこともたくさんあるのよ。

 

このドラマが始まった頃に1度感想を書きました。

wakakusa.sokoniirudakedeii.com

 

主役の一之瀬歩役の中島裕翔くんは、プロ囲碁棋士の夢を断たれてしまいます。高卒ですが、コネで一流商社の契約社員となります。

 

一之瀬の真面目で一途な性格に惹かれたまわりの人たちが、何とか彼を正社員になれるように奮闘します。

 

 

時は流れ、一之瀬の同期たちは先輩社員となります。後輩の新人研修で桐明君(瀬戸康史君)が熱く語ります。

 

時にはいくら頑張ってもがいても、誰にも相談できずに乗り越えられない壁だってあるでしょう。たった一人、目に涙を流す日だってあると思います。そんな時はまわりを見てみてください。あなたの周りには同じように戦っている仲間がいるはずです。その仲間たちはあなたを倒れそうになった時、きっと支えてくれます。

 

重要なのはどこで働くかではありません。誰と出会いどんな関係を築くかだと思います。これから先、希望していた場所で働けなくなる時が来たとしても心から大切だと思える上司や仲間がそこにできていたなら、どんな場所に行ったって大丈夫。

 

社会に出て働くって大変なことですよね。愛子は会社に入って働いたことをよい経験をしたと思っています。

 

夫は家で、会社や仕事の話を一切しません。でもきっといろいろ大変なのだろうなと思います。「男は外に出ると七人の敵がいる。」と言います。

 

今は女性も社会進出していますから、女にも敵は七人ですね。

 

一之瀬の上司織田課長(遠藤憲一さん)がすべての責任を負って、会社を去りました。夜、一之瀬と別れたあとの遠憲の背中が最高にかっこよかった。男は背中で語るのですね。

 

最初から最後まで、フレッシュな新人を熱演した中島君お疲れさまでした。さわやかな笑顔をありがとう。

 

観終わったあとに、すがすがしい気分になるドラマでした。

 

※余談ですが、息子のヒデ君が「営業2課の課長が小早川で3課の課長が織田なのは、歴史上の人物の名前を入れたんだ。」と言っていました。愛子にはよくわかりません。そうだと思う方いらっしゃいますか?なんだか気になってしまいました。