このドラマすごい所がいくつかあります。
その中のひとつ。まず主題歌の歌詞のインパクトがすごい。
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いきなり
ねぇ
僕は人間じゃないんです ほんとにごめんなさい
と始まり、度肝を抜かれます。 でもこの歌、かなり哲学的です。
大切な人を幸せにしたり
面白くもないことで笑ってみたり
そのうち今どんな顔の自分か
わからなくなる始末です
2番では
ほどよくテキトーに生きながら
ほどよくまじめにに働きながら
全然大丈夫なフリしながら たまに涙流しながら
手に入れた幸せは忘れるわ
自分のことばかり棚にあげるわ
怒らせ、苛つかせ、悲しませいったい僕は誰ですか？
4/23（日）に始まった「フランケンシュタインの恋」（夜10:30～11:25 日本テレビ系）。フランケンシュタインのお話なので、この主題歌の歌詞の内容はピッタリ合うのです。でもこれは普通の人間にも通ずるものであると思うのです。
誰かのために生きてみたいな
生まれた意味を遺して（のこして）みたいな
この期に及んでまだ人間みたいなことを
ぬかしているのです
（2016年 作詞・作曲 野田洋次郎
RADWIMPS のアルバム「人間開花」の中の「棒人間」より引用）
もしかしたら、「自分は人間ではないかもしれない」と考えてみると、生きるのが楽になるかもしれません。自分は人間だと思うから「一所懸命生きなくては、誰かの役に立たなければ」とおこがましく考えてしまうのですよね。
ドラマの中でも「あなたは誰ですか？名前以外で答えてください。」と問うシーンがあります。
「フランケンシュタインの恋」のあらすじ
120年前に生まれたフランケンシュタイン（綾野剛さん）。大学の農学部で菌の研究をしている津軽継実（二階堂ふみさん）は医大生と名乗る学生らに酒を飲まされ襲われそうになるところをフランケンシュタインに助けられます。
継実は好奇心からフランケンシュタインを連れて帰ります。フランケンシュタインは深志研と名乗り、継実の研究室の友人稲庭聖哉（柳楽優弥さん）の実家で住み込みで働くことになります。
「フランケンシュタインの恋」の感想
フランケンシュタインを演じている綾野剛さん。耳にネジは付いていないのかなと思ったら、ちゃんと首に付いていました。
初回視聴率は11.2％でした。（ビデオリサーチ調べ 関東地区）
綾野剛さんの赤ちゃんみたいな純粋無垢な顔が、人間社会を知らないフランケンシュタインにとてもよく合っています。
獣くさいフランケンシュタインを継実はお風呂に入らせます。綾野剛さんのサービスシーンです。綾野さん、脱いだら身体がすごくて驚いてしまいました。仮面ライダーの肉シャツ着てるみたいです。フランケンシュタインって鍛えてるのですね。（笑）
フランケンシュタインは人間によって作られ育てられ、ラジオを聴いていたので人間の言葉をしゃべることができます。
でも、含みをもたせた言い回しなどを理解することができません。「ちょっと何言ってるのか、よくわかりません。」というのが、かわいい。
「知り合い」とか「めんどくせえ。」とか意味を取り違えて使ってしまうのも笑えます。
脚本は大森寿美男さんで、オリジナルストーリーです。
継実役の二階堂ふみさんは沖縄出身です。2014年に慶応大学に合格されています。ローティーン向けファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルでした。数々の映画やドラマに出演されています。多くの賞を受賞している実力派女優さんです。
バラエティ番組「グルグルナインティナイン」にもレギュラーで出演しています。天は二物も三物も与えるのですね・・・！
ラブ7、コメディ3な感じです。日曜の夜に軽い気持ちで見てちょっと笑って、「さあまた1週間がんばろうか。」と思えるドラマです。フランケンシュタインと継実の恋の行方が気になります。
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今日も読んでいただきありがとうございます！
