今日の「ノンストップ!」(フジテレビ系列)で「フランス流女性の生き方~一生セクシーを心がける」という特集をやっていました。
ゲストの一人にフランス人の実業家と結婚しパリ在住の元アナウンサーの中村江里子さん(47歳)がいらっしゃいました。
中村さんから素敵なお話をたくさん聞くことができました。
「フランスでは、多分男性の目線が日本と違うと思います。フランスは女性を鍛える国だなと思います。
10数年前にフランスの男性にとった「女性が一番魅力的に見える年代は?」というアンケート結果は、1位が50代、2位が40代、3位が30代でした。「年をとるほどに女性というものはいろんなことを学んで美しくなる」と男性も思ってくれています。」
そこで司会の設楽さんが「外見だけでなく、年を重ねて内面も美しくなるからでしょうね。」とさらにいいことを言っていました。
中央公論新社学芸局長三木哲男氏は、「フランス、イギリスでは、年を重ねるということは、すべてにおいて人生にとっていいことだとプラスにとらえている。」と。
一方、日本在住20年のフランス人女性の西村・プパ・カリンさんは「日本人女性は結婚したら、毎日ソファーでダラダラして、パジャマのまま。フランス人女性は絶対にそういうことをしない。」と。耳が痛ーい。
「夫を愛しているからこそ、毎日きれいにしていなければいけない。」とも。
そして「日本人女性は足がきれい。膝より長いスカートをはいて靴下をはくのはセクシー損でダメ」だそうです。長いスカートに靴下、愛子もバッチリやっています。
洋服に関して、中村さんは「フランスに行ってから、自分の好きなものを着ればいいんだと思うようになりました。40代50代でお腹も出てくるし、でもみんなミニもはくし、胸元もあけるし、背中も出すし。シミがあっても気にしないで堂々としているから素敵だなと思って。」と言っています。愛子も40歳ぐらいから何を着たらよいかわからなくなっていました。そうか、好きなものを着ればいいのか。
次に内面のお話です。
ドラ・トーザンさん著の「フランス人は年をとるほど美しい」という本の中から、フランス人女性はわがままであると。
わがままと言っても、それは自分勝手という意味ではなく、例えば「何かに誘われて断る場合、日本人は理由をいちいち言います。フランス人は、理由を言わない。Non,merci! だけ。自分の気分で決めていいことだし、年をとったからこそ自分の選択に自信を持てるから」だそうです。誘った方も理由など別に気にしないそうです。
今日の特集はアラフィフには嬉しい、元気の出るものでした。
愛子も二の腕は出してはいけないとか、膝上のスカートをはいてはいけないなど、アラフィフファッションの勝手なルールを作っていました。
日本人女性は年をとることにもっと自信をもっていいのかもしれません。
でもやっぱり、ノースリーブやミニスカートをはいていたら、日本では「あらあら」と思われそうです。
他人からどう見られるかとか気にしてはいけないのですよね。
アラフィフはノースリーブとミニスカートを合わせると痛いです。ノースリーブならパンツを合わせる、ミニスカートならトップスは露出を控えるなど、どちらかだけならいけるかもしれませんね。
何より、まずは内面から・・・。
パジャマでダラダラはやめにして、おしゃれをあきらめない。
「フランス人は年をとるほど美しい」という本も読んでみようと思いました。
今日のノンストップを見て、年をとることが少し怖くなくなりました。