愛子がこのブログを始めた1番の理由は、ヒデ君(10歳)のアレルギーについて書いておきたかったということです。
ヒデ君のアレルギーは、種類が多く赤ちゃんの時は顔中がかさぶただらけにになっていた時期もありました。
そんな時、愛子は無我夢中でアレルギーに関する本を読みまくりました。ネットで調べまくり、ヒデ君と同じような症状の子はいないか、よくなった子はいないか、アレルギーの子のことが書いてあるブログを探してまわりました。
当時は、まだそういうブログが少なかったのです。
でも勇気づけられるブログも少しだけありました。
アレルギーは人によって種類も症状も違います。
治療法も今はいろいろあり、それぞれ賛否両論あります。
アレルギーとは何で、どういうふうに治療すればいいのかまだはっきりとはわかっていません。
ヒデ君のアレルギーの治療法については、「その方法はよくない。」とお医者様でさえ考えている方がたくさんいます。
このブログは、この治療法をすすめることが目的ではありません。
それから独断でこの治療法を行わないでください。必ず医師の指導の下で行ってください。命にかかわることです。
ただ、こんなケースがありました。ということを記しておきたかったのです。
もし今アレルギーのお子さんを抱えて、右も左もわからず悩んだり困ったりしている方のほんの少しでも参考に、心の支えになればと思います。
ヒデくんのアレルギー 妊娠~生後半年まで
ヒデ君の妊娠がわかってからすぐに、姉のはなちゃん(17歳)が当時かかっていた都内のMクリニックのM先生にその旨を伝えました。
するとM先生は「よく妊娠を報告してくれましたね。」と言いました。先生によれば妊娠中から気をつけた方がいいことがあるというのです。
- 妊娠中に食べない方がよいもの
卵・卵を含むもの、牛乳・牛乳を含むもの
これは理由はわかりませんが、アレルギーになりやすいものだからでしょうか。もちろんこれらから摂取する栄養は、他の食べ物なりで補わなければなりません。
うちは、姉のはなちゃんが卵と小麦のアレルギーでした。卵と小麦は除去していたのでそんなに大変なことではありませんでした。
wakakusa.sokoniirudakedeii.com
愛子的に、牛乳は牛の赤ちゃんが飲むものであるという考えから、うちでは飲んでいなかったので、これも問題がありませんでした。
そのせいか、ヒデ君に卵と牛乳のアレルギーはありませんでした。
- 妊婦さんが回転食をする
回転食とは、一度食べた食べ物は次にたべるのは4日後に摂るという食事方法のことです。つまり食べたものが体の中からなくなってから、また新たに体に入れるということです。
これによってその食べ物に関してアレルギーになりにくくするのです。
ただ1日に36品目とか旬のものだけを食べるとかをしていると、これをするのは不可能です。あまり厳密にせず、できる範囲でやりました。
例えば、毎日毎食小麦を摂らない。朝パン、昼うどん、夜お好み焼きとすると、小麦ばかりを摂り続けることになります。こうならないように、いろいろな食べ物をまんべんなく食べます。
また愛子は知らずにやらなかったのですが、お米も毎日銘柄を変えた方がいいのです。今日はあきたこまち、明日はきらら397、あさってはササニシキという具合です。
1人目の子どもはアレルギーだったけれど回転食を行うことで、2人目以降はアレルギーにならずにすんだと思われる例がたくさんあるそうです。
一般的に2人目以降は、上の子が汚い手で触ったりするので、アレルギーになりにくいともいわれています。
また酪農をやっている家の子どもは、アレルギーになりにくいともいわれています。
あまり清潔にしすぎるのもアレルギーになってしまう要因のようです。
回転食の効果はデータをとったわけではないので、はっきりとはわかりません。でも可能性が少しでもあるのなら、やってもいいのではないかと思います。
これは妊婦さんだけではなく、すべての人にいえることです。
愛子は甘いものが好きで、毎日シュークリームやプリンを食べていたら45歳で卵アレルギーになってしまいました。
はなちゃんが小麦アレルギーになったのは、愛子が妊娠中にパンやスパゲティばかり食べていたからではないかと疑っています。
ヒデ君が生まれてしばらくはきれいなツルツルの肌をしていました。
妊娠中にいろいろ気をつけていた甲斐があったと思いました。
ところが生後4ヶ月の頃、口のまわりが赤くなってきたのです。なんだか嫌な予感がしました。
そしてその予感は的中しました。だんだんと顔の赤い面積が広くなっていったのです。
あわててMクリニックの予約をとりました。でも予約が取れたのは2ヶ月先でした。
Mクリニックへ行くまでの間に、ヒデ君の湿疹はどんどんひどくなっていきました。愛子はヒデ君を母乳で育てていました。愛子の食べる物で湿疹がよくなったり、ひどくなったりしました。
愛子はそのとき過ちをおかしました。Mクリニックに事情を話してもっと早く診察してもらえばよかったのです。愛子は自分の食べた物でヒデ君の症状が変わるので、独断で食事制限をしたのです。
何が悪さをしているのか調べるために、ためしにサツマイモばかり食べたらヒデ君の症状が悪化したときにはがっかりしました。まさかサツマイモがダメとは思わなかったのです。
もし同じような状況のお母さんがこれを見ても愛子の真似をしないでくださいね。
M先生にも「症状がひどい時は、もっと早く来ていいのですよ。」と言われました。
次回は、Mクリニックにヒデ君が受診してからを書きます。