ドラマ「奪い愛、冬」(テレビ朝日系 金曜夜)ついに終わってしまいました。「雪山の最終決戦!」という題でした。
以下、ネタバレしますのでドラマを見ている方は、必ず見てから読んでください。またドラマを見ていない方にもできるだけわかりやすいようにまとめたつもりです。
信(大谷亮平さん)が末期がんで死んでしまうという悲しい最終回なのに、愛子は娘のはなちゃん(18歳)と一緒にゲラゲラ大笑いしてしまいました。あまりにおかしかったので、何回笑ったか数えてみました。
面白いのは主に蘭さん(水野美紀さん)です。
まずはストーリーの復習です。
主人公光(倉科カナさん)は康太(三浦翔平さん)と婚約し幸せな毎日をおくっていました。ある日、光は昔の恋人信(大谷亮平さん)に再会します。信は以前、光の前から突然姿を消したのです。それには理由がありました。信の幼なじみの蘭(水野美紀さん)が信をかばって足が不自由になってしまったのです。責任をとるために信は蘭と結婚してしまったのでした。
再会した光と信はお互いにまだ愛していることに気がついてしまいます。そして、信は蘭と、光は康太と別れようとしますが・・・。
第1話~4話までの感想はコチラです。 ↓
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これで復習を終わります。ここからがドロドロです。
水野美紀さんてこんなにおかしい人でしたっけ?もう蘭を演じる美紀さんの演技が大げさすぎて本当におかしい。冬彦さん(「ずっとあなたが好きだった」TBS系列1992年の佐野史郎さん)も負けそうな勢いです。
「奪い愛、冬」最終回で笑ったシーン
笑ったシーンその1
康太に「蘭さんの足は動くんだ。」と実際は足がわるくないといことを暴露され、うそかどうか追及されます。康太、信、光の前で蘭は、足が普通に動くことを白状します。
「うそだよー!」
そしてかの有名な「杖を地面にガンガン叩きつける姿」が怖いーw
笑ったシーンその2
1の続きの会話の中で
「責めてんでしょ?」
このセリフで人をこんなに笑わせることができる女優さんてすごい!!w
信が末期がんであと3ヵ月の命と知った蘭は取り乱します。
「いやよー。信が死んじゃうなんて、いや、いや。いやよ。信が消えちゃうなんて。」悲しい場面のはずなのにw.。
「この疫病神!」
と言いながら光にスリッパを投げつけて
「なんで(病気になったのが信ではなく)私じゃないのよー。」
でまた自分の太ももをバシバシ叩くw
笑ったシーンその4
倒れて病院のベッドで眠っている信を無理やり連れ去ろうとする蘭。信はすごい具合悪いのに、信を殺す気ですか?w地下の駐車場で車いすで運んでいるところを康太と光に見つかってしまう。
笑ったシーンその5
康太に
「蘭さん、ここで白状するんだ。あんたのすべてを。」
と言われた蘭はおもむろに杖を投げ、サポーターをはずすと・・・なんと一目散に走りだし柱の影にかくれたではありませんか!いくらなんでもずっと足引きずってた人が、あんなに速くはしれるだろうか!?wwwもう大爆笑です。
笑ったシーンその6
なぜ足が悪いとうそをついていたのか
「全部話して欲しい。蘭!」
と信に言われ、
「あなたを愛してるからよー。」
そして子供の頃からずっと信を好きだったと語り始めます。
「私が信に初めて会ったのは小学生の頃だった。あなたのことが好きで、手に入れたくて、気持ちにフタをしているのが辛くなって、思い切ってあなたに告白した。そしたら・・・ふられた。ふられたら、ますます好きになってその度に何度も告白して・・・ふられた。」
その言い方がもうおかしいw
笑ったシーンその7
光と蘭、どちらがより信を愛しているか言い合いになり
「愛してたんだもん。私の愛の方が多い!」w
笑ったシーンその8
信に
「蘭さん、妊娠したっていうのは本当?」
と聞かれ蘭、
「うそよーぉ。足も動くし、子供もできてない。」
と蘭は開き直って地面にあぐらをかいて腕組みして座りこんでしまう。
「私あやまらない!悪いのは私じゃない!」
あんたは子供かいっ!?w
笑ったシーンその9
当然、信が光を選ぶと誰もが思ったのに、蘭を選んだ。二人で立ち去る時の蘭のドヤ顔とその姿を見た康太の笑顔がすごすぎるw
笑ったシーンその10
信「光と生きたいと思ってる。」
蘭「何言ってんのよ。なんで私じゃダメなの?私は妻よ。あいつといたって何にもないわよ。お金もないし、何にもない。のたれ死ぬのよー。」w
信「わかってる。気持ちにうそをついたまま蘭さんのそばにいられない。気持ちにうそをついたままこの世を去っていくのが嫌なんだ。」
蘭「だから(信は)死なないからー。」w
笑ったシーンその11
「自分で自分のことはわかってる。俺のことを愛してくれて本当にありがとう。」と信に言われると、蘭はおもむろにはさみを取り出し、信を刺すのか自殺しようとするのかと思いきや、いきなり自分の髪を切り
「あー、切っちゃったー。アハハハー!」w
笑ったシーンその12
光の元へ行こうとする信に、すでに足は動くことがばれているのに
「足が痛ーい。さすってー。お願い、さすってー」w
笑ったシーンその13
それでも立ち去る信に向って捨て台詞。
「あー、苦しんで死ねばいいのよ。あの女も絶対不幸になる。後悔させてやる。〇▽※✕~!」
もう蘭さん何を言っているのかわからないw
笑ったシーンその14
喫茶店で信が康太に、
「ここで俺のことを殴ってくれ。俺のことで君のことをたくさん傷つけた。だから殴ってくれ。」
言う。康太は
「病人を殴れるわけねーだろ。あんた汚ねーよ。」
と殴ることを断る。するとおもむろに信が自分の額をテーブルにガンガン打ち続ける。こんな人、隣のテーブルにいたら怖いわーw
笑ったシーンその15
ひっそりと結婚式を挙げている光と信がいる教会のまえで蘭は康太に
「誰も幸せになれないより、幸せになれる人に幸せになってもらいましょうよ。」
と言われ、走り去る蘭の顔と走り方がw
笑ったシーンその16
光の実家で光、信が光の母親と和やかに話している時に荷物が届く。母親が箱を開けるとそこには蘭の切った髪の毛と、蘭が以前むしりとった光の髪の毛をつけた藁人形のような人形が入っていた。もうw
約48分の間に16回も笑っていました。平均3分に1回大笑いしていたことになります。ほんと、水野美紀さんの演技に脱帽です。これからどんな役を演じるのかとっても楽しみな女優さんになりました。
ドラマの中で康太の母(榊原郁恵さん)が
生きててみんなどっか苦しい。自分だけじゃない。
と、とってもいいことを言ってジーンとする場面もありました。
タイトル「雪山の大決戦!」の雪山はいずこへ~。最初は雪山で撮影する予定だったのかな?
時にはこんなバカげたドラマで大笑いするのもいいものです。あー、楽しかった。
最終回を見逃した方はTver、テレ朝キャッチアップで見ることができます。